これは笑ってしまう
- 2013/11/23
- 03:04
今朝のマニラ新聞のヘッドラインニュースにスタンダードトゥディの記事の見出しがあった
14年予算案、住宅関連予算でロハス長官の内務自治省住宅部門に12億ペソ。
ビナイ副大統領の国家住宅庁にはゼロ・・・
こういう記事の見出しで、アキノのビナイに対する露骨な嫌がらせの一環で、
これにジンゴイが噛み付いたものだが。これにあわせて面白いことが起こってる。
実は昨日、カビテ州バコールに建設される
ローコスト住宅の申し込み用紙を貰ってきた。
この仕事、私と警官の友人も関係しているプロジェクトなのだが
少し前に自治省から建設予算がついた。’
28平方mのローコスト住宅で、頭金なし、月額2000ペソ、20年払いで
購入できる枠が設けられている。
金額的にはBCDAの36平方mの物件が現金購入価格45万ペソだから、少し高いが、
3階建てで2階と3階にそれぞれ5軒ずつ、1階部分は駐車場で使いやすく、
建物と建物の間も大きく、草木が多く使いやすい。
何より頭金なし、フラットの支払いで20年というのがありがたい。
立地もコスタルロードの突き当たりで、マニラに出るのに渋滞もなく、
ちょっと大雨の洪水が気になるけれど、すごく良い場所だ。
このプロジェクトの建設予算一部ををロハスの自治省住宅部門から
出してもらうことが1週間ほど前に決まっている。(汗)
元々は数人の地主がいて、そこに不法占拠住民が住み着き、
それを警察が排除した跡地を、土地所有者が自分用の土地を確保した上で
特別価格で提供、総数で60棟を建設するものだが、
スクワッターの排除はすでに終わっている。
ビナイの住宅庁でもこのプロジェクトについては、当然融資枠があるのだが
これは個人申請で、手続きが面倒くさい。
自治省枠は第1気分として約30軒分あって、家内と家内の親友は、最優先で承認される。
1ヶ月2000ペソというのはベッドスペースを借りるぐらいの値段だし、カラオケ1回分強
そのくらいなら。家内でも払っていける。
このプロジェクトを推進する友人が警察関係だから、
その関係で自治省予算がついたのだが・・・、
ところが面白いことに実は私たち、エストラーダやビナイを熱烈、支持してる。
予算をつけてくれたロハス支持派では全然ないのだ。(笑)
友人が署長を勤めるサンファンというのは元々エストラーダの地盤だし、
この地区選出の下院議員はエストラーダの息子、エヘルシトで
市長はエストラーダの愛人で、エヘルシトの母親。
上院議員のジンゴイもエストラーダの本妻の息子。
ラグナの下院議員もエストラーダの息子でエヘルシトの弟だ。、
もちろんこれらエストラーダ一族全員の住宅がサンファン市内にある。
市議からバランガイまで、市全体がエストラーダ一色に染まっている。
警察署長としたら彼らとの関係を無視できない。
予算を認められなかったというビナイは
このエストラーダ派から副大統領に立候補し
予想を大きく覆して、ロハスを破って副大統領になった。
このため、先回のザンボアンガの立てこもり事件ではミスワリとの仲介に入り、
和平工作を一旦まとめたものを、露骨にアキノからひっくり返されるなど
徹底した嫌がらせを受けてる。
それでも30年間にマカティをフィリピンの経済の中心地にひきあげ、
確実な実績を上げて、経済界からの信頼も厚く
次期大統領の筆頭候補である地位は揺るがない。
坊ちゃんのアキノやロハスとは違う。
次期大統領選は当然このビナイとロハスが争うと見られ、ロハスとは宿命のライバルだ。
ところで親友の兄は今回の選挙でアキノ派の華僑にその座を譲ったけれど
ヌエバビスカヤのアリタオという町の前町長で、
父もまた長くアリタオ町長を勤めている地方政治家一族の出身だ。
アキノ嫌い・
私自身はコーリー政権時代アキノファミリーとHつながりがあったが
結局は金を使わされただけで、何のメリットもなかった。(笑)
家内もまた恩人が前官房長官一族で、当然、徹底して反アキノだし、
この一族に対する忠誠心が消えることはない。
エルミタ一家は家内にとって神にも等しいくらいの存在なのだ。
このバランガイも2年間も親アキノのカエタノ当選を
不正があったと認めておらず、そのため
予算をつけられず干されていて、独立採算でやっている。
バランガイ全体が反アキノ、反カエタノでで凝り固まっている。
こういう関係で、私たちは、ほぼ全員が野党支持なのだ。
私の親友はサンファン警察署長に就任し、
そんな関係でエストラーダ関係者とどんどん親交を深めていて
サンファンに居住する政治家の警護は友人の仕事で、
当然ながらこれら政治家との親交は深まる。
そして、将来はヌエバビスカヤから政治家進出を念頭に入れている。
そのときは当然反アキノになるだろう。(笑)
エストラダのグリーンヒルズの邸宅の向かいは、
私のワシントンDCに住む私の友人の妻の実家だが
これはトゥゲガラオ選出の下院議員の家で、友人の兄の盟友だ。
次期大統領選では間違いなくエストラーダからもロハスからも支援要請が来るけれど
私の友人は当然野党側支持に回る。
ロハスに予算をつけて、ビナイを干す。
オカマのアキノが考えそうな陰湿なやり方だが、
今回のプロジェクト、ロハスがせっかくつけてくれた予算も、
特別枠、喜んで使わせてもらうけれど、これをを使う連中、
だれもロハス指示には回らない。(ザマアミロ)
しかし次回、大統領選、誰が当選するのかはわからない。
ビナイ、ロハスの他にも、ビリヤールも出るだろうし、トリリアネスも出馬するだろう。
フィリピンの下院というのは圧倒的に大統領派に鞍替えする不節操さがあって
もし、ロハスが敗れればアキノの立場は危うい。
今は世界経済で中国の問題が追い風が吹いて、資金がフィリピンに流れ
無策なアキノでも高支持を保っているが
最高裁長官糾弾、前大統領一派糾弾、反対派上院議員の恣意的糾弾で徹底的に敵を作った。
アキノ自身が潔白なら問題もないが次回選挙ではこれらの敵はまとまる。
他にも人口抑制法案などでカトリックの反発も買い、カトリックからの反感も根強い。
政策面ではザンボアンガ事件の解決失敗、今回の台風30号事件で見せた無能ぶり
ボホール大地震、その前のミンダナオ台風の処理の稚拙さ、
アンパトゥアン一族の大虐殺に対する姿勢の曖昧さ、
経済成長をしていながら、失業率は上がり、経済格差は広がる一方で
自国の経済政策には何の実績も残していない。
ファンファン廃止といいながら、実際に自分は使用しているし、
ポークバレル汚職事件でも、自己のポークバレルだけは残すという身勝手さ
ルイシタ・ハシェンダの見せ掛けだけの農地解放。
ここでは30年後の登記取得、それまで分割で売却代金を徴収しながら、
その権利の移転・売却禁止。
つまり、30年間に権利取得者が支払い不能になれば
その取得権利さえ消滅し、アキノ一族に戻るというふざけた農地解放だ。
後2年半の任期中に、何もなくても支持率はゆっくり下がるだろうし、
何か事件が発生し、その支持率がもし30%台前半まで下がったら
これらが一挙に火を噴いてくるだろう。
14年予算案、住宅関連予算でロハス長官の内務自治省住宅部門に12億ペソ。
ビナイ副大統領の国家住宅庁にはゼロ・・・
こういう記事の見出しで、アキノのビナイに対する露骨な嫌がらせの一環で、
これにジンゴイが噛み付いたものだが。これにあわせて面白いことが起こってる。
実は昨日、カビテ州バコールに建設される
ローコスト住宅の申し込み用紙を貰ってきた。
この仕事、私と警官の友人も関係しているプロジェクトなのだが
少し前に自治省から建設予算がついた。’
28平方mのローコスト住宅で、頭金なし、月額2000ペソ、20年払いで
購入できる枠が設けられている。
金額的にはBCDAの36平方mの物件が現金購入価格45万ペソだから、少し高いが、
3階建てで2階と3階にそれぞれ5軒ずつ、1階部分は駐車場で使いやすく、
建物と建物の間も大きく、草木が多く使いやすい。
何より頭金なし、フラットの支払いで20年というのがありがたい。
立地もコスタルロードの突き当たりで、マニラに出るのに渋滞もなく、
ちょっと大雨の洪水が気になるけれど、すごく良い場所だ。
このプロジェクトの建設予算一部ををロハスの自治省住宅部門から
出してもらうことが1週間ほど前に決まっている。(汗)
元々は数人の地主がいて、そこに不法占拠住民が住み着き、
それを警察が排除した跡地を、土地所有者が自分用の土地を確保した上で
特別価格で提供、総数で60棟を建設するものだが、
スクワッターの排除はすでに終わっている。
ビナイの住宅庁でもこのプロジェクトについては、当然融資枠があるのだが
これは個人申請で、手続きが面倒くさい。
自治省枠は第1気分として約30軒分あって、家内と家内の親友は、最優先で承認される。
1ヶ月2000ペソというのはベッドスペースを借りるぐらいの値段だし、カラオケ1回分強
そのくらいなら。家内でも払っていける。
このプロジェクトを推進する友人が警察関係だから、
その関係で自治省予算がついたのだが・・・、
ところが面白いことに実は私たち、エストラーダやビナイを熱烈、支持してる。
予算をつけてくれたロハス支持派では全然ないのだ。(笑)
友人が署長を勤めるサンファンというのは元々エストラーダの地盤だし、
この地区選出の下院議員はエストラーダの息子、エヘルシトで
市長はエストラーダの愛人で、エヘルシトの母親。
上院議員のジンゴイもエストラーダの本妻の息子。
ラグナの下院議員もエストラーダの息子でエヘルシトの弟だ。、
もちろんこれらエストラーダ一族全員の住宅がサンファン市内にある。
市議からバランガイまで、市全体がエストラーダ一色に染まっている。
警察署長としたら彼らとの関係を無視できない。
予算を認められなかったというビナイは
このエストラーダ派から副大統領に立候補し
予想を大きく覆して、ロハスを破って副大統領になった。
このため、先回のザンボアンガの立てこもり事件ではミスワリとの仲介に入り、
和平工作を一旦まとめたものを、露骨にアキノからひっくり返されるなど
徹底した嫌がらせを受けてる。
それでも30年間にマカティをフィリピンの経済の中心地にひきあげ、
確実な実績を上げて、経済界からの信頼も厚く
次期大統領の筆頭候補である地位は揺るがない。
坊ちゃんのアキノやロハスとは違う。
次期大統領選は当然このビナイとロハスが争うと見られ、ロハスとは宿命のライバルだ。
ところで親友の兄は今回の選挙でアキノ派の華僑にその座を譲ったけれど
ヌエバビスカヤのアリタオという町の前町長で、
父もまた長くアリタオ町長を勤めている地方政治家一族の出身だ。
アキノ嫌い・
私自身はコーリー政権時代アキノファミリーとHつながりがあったが
結局は金を使わされただけで、何のメリットもなかった。(笑)
家内もまた恩人が前官房長官一族で、当然、徹底して反アキノだし、
この一族に対する忠誠心が消えることはない。
エルミタ一家は家内にとって神にも等しいくらいの存在なのだ。
このバランガイも2年間も親アキノのカエタノ当選を
不正があったと認めておらず、そのため
予算をつけられず干されていて、独立採算でやっている。
バランガイ全体が反アキノ、反カエタノでで凝り固まっている。
こういう関係で、私たちは、ほぼ全員が野党支持なのだ。
私の親友はサンファン警察署長に就任し、
そんな関係でエストラーダ関係者とどんどん親交を深めていて
サンファンに居住する政治家の警護は友人の仕事で、
当然ながらこれら政治家との親交は深まる。
そして、将来はヌエバビスカヤから政治家進出を念頭に入れている。
そのときは当然反アキノになるだろう。(笑)
エストラダのグリーンヒルズの邸宅の向かいは、
私のワシントンDCに住む私の友人の妻の実家だが
これはトゥゲガラオ選出の下院議員の家で、友人の兄の盟友だ。
次期大統領選では間違いなくエストラーダからもロハスからも支援要請が来るけれど
私の友人は当然野党側支持に回る。
ロハスに予算をつけて、ビナイを干す。
オカマのアキノが考えそうな陰湿なやり方だが、
今回のプロジェクト、ロハスがせっかくつけてくれた予算も、
特別枠、喜んで使わせてもらうけれど、これをを使う連中、
だれもロハス指示には回らない。(ザマアミロ)
しかし次回、大統領選、誰が当選するのかはわからない。
ビナイ、ロハスの他にも、ビリヤールも出るだろうし、トリリアネスも出馬するだろう。
フィリピンの下院というのは圧倒的に大統領派に鞍替えする不節操さがあって
もし、ロハスが敗れればアキノの立場は危うい。
今は世界経済で中国の問題が追い風が吹いて、資金がフィリピンに流れ
無策なアキノでも高支持を保っているが
最高裁長官糾弾、前大統領一派糾弾、反対派上院議員の恣意的糾弾で徹底的に敵を作った。
アキノ自身が潔白なら問題もないが次回選挙ではこれらの敵はまとまる。
他にも人口抑制法案などでカトリックの反発も買い、カトリックからの反感も根強い。
政策面ではザンボアンガ事件の解決失敗、今回の台風30号事件で見せた無能ぶり
ボホール大地震、その前のミンダナオ台風の処理の稚拙さ、
アンパトゥアン一族の大虐殺に対する姿勢の曖昧さ、
経済成長をしていながら、失業率は上がり、経済格差は広がる一方で
自国の経済政策には何の実績も残していない。
ファンファン廃止といいながら、実際に自分は使用しているし、
ポークバレル汚職事件でも、自己のポークバレルだけは残すという身勝手さ
ルイシタ・ハシェンダの見せ掛けだけの農地解放。
ここでは30年後の登記取得、それまで分割で売却代金を徴収しながら、
その権利の移転・売却禁止。
つまり、30年間に権利取得者が支払い不能になれば
その取得権利さえ消滅し、アキノ一族に戻るというふざけた農地解放だ。
後2年半の任期中に、何もなくても支持率はゆっくり下がるだろうし、
何か事件が発生し、その支持率がもし30%台前半まで下がったら
これらが一挙に火を噴いてくるだろう。
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